福島の浴槽リフォームの費用相場とは?
お風呂のリフォーム時期の目安は20年といわれています。前回のリフォーム、もしくは新築から20年ほどが経つのであれば、お風呂のリフォームを検討してみるとよいかもしれません。この記事では、浴槽リフォームの費用やオプションによる料金変動・リフォーム時の注意点をまとめました。リフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
浴槽リフォームの平均費用は?
浴室のリフォームには、以下の5通りがあります。工期や工事にかかる人数も変わるため、一概に「浴槽のリフォームの平均費用はこのくらい!」とはいえません。浴槽リフォームの平均費用を知りたいのであれば、まずはどのような工事を希望するのかイメージしておきましょう。
■ユニットバス全体交換
ユニットバス全体を交換するのであれば、費用相場は50~150万円ほどです。工期は4日前後で完了します。ユニットバスは、すでに仕上がった状態のものを組み立てるだけのため、工期が短いことが特徴です。新築で家を建てる場合には、お風呂が先に完成しているケースも多く見られます。ただし、ユニットバスを交換した場合の工期です。在来浴室からユニットバスへ変えるときは、工期がもう少しかかります。
■在来浴室からユニットバス
在来浴室からユニットバスへ変更する場合は、65~150万円ほどかかります。工期は1週間前後です。老後を考えたリフォームの場合、手すりなどがついているユニットバスへ変更するケースがあります。昔ながらのタイル張りの在来浴室は、ヒートショックが心配なこともあり、ユニットバスに変更することもあるようです。在来浴室は、通常の部屋を防水仕様にして、その上からコンクリートやタイルで作った浴室のため、ユニットバスに変更するのであれば、少し工期が長くなります。
■在来浴室から在来浴室
在来浴室から在来浴室へリフォームする場合、費用相場は50~200万円です。工期は2週間から1か月かかります。リフォームする部分や素材によって、費用相場と工期は変動します。
■浴室の拡張・移動・増築
浴室の拡張・移動・増築と大規模な工事をする場合、費用相場は75~250万円となります。工期は拡張工事の場合が、1週間から1か月、移動・増築が2週間から1か月です。
浴槽の素材やオプションで料金変動あり
足腰が悪くなったときや、介護が必要になった場合を考えたうえでのリフォームを行うこともあるでしょう。また、経年劣化により汚れる・古くなるなどして交換したいと思う場所も出てくるかもしれません。
浴槽のリフォームは、それらの交換や取り付けも可能ですが、素材やオプションによって料金は変わります。浴槽素材でいえばFRPは1~35万円程度、人工大理石はポリエステル系が2~40万円、アクリル系が30~120万円です。ホーローは8~135万円になります。ステンレスは2~30万円と、一番費用のふり幅が小さい素材です。
■手すりの設置
手すりを設置する場合、3~5万円ほどかかります。1時間ほどで終わるため「工事でお風呂に入れない」と困ることはないでしょう。
■ジェットバス
浴槽のリフォーム時に、ジェットバスをつける場合は追加料金が15~30万円かかります。余裕があれば取り付けたい、魅力的な機能です。
■追い炊き機能
家族が多い場合、あとになればなるほど、お湯が冷たくなります。そこで活躍するのが追い炊き機能です。お風呂に入る時間が家族によって違ったり、大家族であれば欲しい機能なのではないでしょうか。追い炊き機能は1万5千円~4万円ほどで追加できます。「お風呂のお湯がすぐに冷める」と不満があれば、浴槽のリフォーム時にオプションで追加してみてもよいかもしれません。
補助金は使える?浴室リフォームの注意点
バリアフリーリフォームや省エネリフォームをする場合、補助金を活用することもできます。バリアフリーリフォームは介護のためのリフォームを指し、介護保険の対象になることがあります。一方、省エネリフォームは断熱化工事や高断熱浴槽の導入などです。国や自治体の補助対象になる可能性が高いため、気になる方は調べてみてください。
福島県では「福島県省エネルギー住宅改修補助事業」も年度ごとに実施されています。対象になる改修工事は居間・台所・脱衣所のほかに、非居室でも窓高官による断熱改修や天井が外気に面しており無断熱の場合は天井の断熱改修が対象になるようです。詳しくは公式サイトをご覧ください。
浴槽リフォームの平均費用や素材別の相場料金、浴室リフォーム時の注意点を解説しました。浴室・浴槽のリフォームをするのであれば、追い炊き機能や浴室乾燥機など、ついでに便利な機能を追加してみるのもよいかもしれません。また省エネリフォームやバリアフリーリフォームをする際には、補助金の対象になることもあるため、なるべく費用を抑えたい方は調べてみるとよいでしょう。