福島の壁紙リフォームの費用相場とは
壁紙の黄ばみや変色が気になっていませんか?生活していると、なかなか気づきにくいものですが、実は壁紙は日光やタバコなどの影響を受けて変色しています。しかし、壁紙リフォームを検討しても、費用がどのくらいかかるか少し心配ですよね。この記事では、壁紙リフォームにかかる費用の相場や、リフォーム時の注意点を紹介します。
壁紙リフォームにかかる平均的な費用
まずは、壁紙のリフォームにかかる費用の主な要素を確認していきましょう。壁紙リフォームは基本的に、材料費・工事費・諸経費の3つで計算されます。また、以下のような要素で上下します。
・張り替える面積
・壁紙の種類やグレード
・リフォームする部屋のタイプ
それぞれ順に解説します。張り替える面積とは、リフォームしたい壁の面積のことです。当然ですが、張り替える面積が広くなればなるほど、必要な壁紙も増え、それに比例して人件費もかかります。材料費の大部分を占める壁紙は、一般的にスタンダードクロスとハイグレードクロスの2種類に分けられます。スタンダードクロスとは、一般住宅で多く利用されるクロスの総称です。白やベージュを基調としたものが多く、シンプルなデザインが特徴的です。
対してハイグレードクロスは、スタンダードクロスよりも機能やデザイン面で優れています。防水・撥水・防音などの機能性があり、部屋の用途によって使い分けできるのも魅力です。デザイン面でもこだわりが詰まっており、タイルやレンガをイメージしたもの、織物調の美しいプリントなどバリエーションが豊富。スタンダードクロスと比較すると、やや割高ですが、とくにインテリアにこだわりのある人に選ばれています。
最後に挙げた部屋のタイプとは、部屋の使用用途を指します。洗面所やトイレなどは狭くて作業がしにくいため、費用の基準が高くなっています。そのため、壁紙リフォームにかかる平均的な費用を一概にはいえません。あえて申し上げるならば、6畳の部屋で4万円~6.5万円ほど。あくまでも目安としての情報です。
「思ったより高くついた」を防ぐには
面積を測り、利用する壁紙のグレードを決定すれば、だいたいの費用は計算できます。しかし、壁の内部に大きな穴が開いていたり、巾木を交換する必要があったりすると、別途の費用が発生します。追加工事として数万円を請求される場合もあり、注意が必要です。
このような事態を防ぐには、施工業者に訪問してもらって、見積もりをもらうことが重要です。見積を無料サービスしている施工業者も多いため、気軽に相談できます。ぜひ実際のリフォーム箇所を確認してもらい、正確な見積もりをもらいましょう。見積もりをもらったら、項目を細部まで確認してください。確認してほしい項目は、具体的に次のようなものです。
・使用する壁紙の詳細
・壁紙料金の表記方法
・相場との比較
見積もりには、材料費が必ず記載されています。その金額のみに気を取られていると、使用予定の壁紙と違ったなどのトラブルに発展するおそれがあります。品番の記載があれば、なお安心です。
また、材料費として計上される壁紙は、面積で計算される「平米単価」と、利用予定の壁紙を長さで測る「メートル単価」の2つのパターンで表記されます。平米単価は、施工する壁の面積1㎡あたりの金額、メートル単価は壁紙1mあたりの金額です。壁紙は0.9メートル幅のロール状になっており、それを何メートル使用するかで計算します。メートル単価の方が、数字が少ないため、安く感じますが、この違いに注意して判断しましょう。
最後に、見積金額が相場に見合った金額になっているかのチェックが重要です。多くの施工業者は、明確な見積もりを提出してくれるうえ、正当な価格で提示しています。しかし残念ながら、悪徳業者も少なからず存在します。悪徳業者に騙されることのないよう、しっかりと見積もりの内容を確認し、不明点があれば、その場での契約はきっぱりと断りましょう。
施工に関する注意点
壁紙のリフォームを行う際、注意してほしい点がいくつかあります。なかでもよくあるトラブルを紹介します。
・イメージと違った
・リフォームしていない箇所が気になる
・施工時のホコリで電化機器が故障した
壁紙リフォームでもっとも多い失敗談は「イメージと違って後悔した」でしょう。前回と同じようなデザインの壁紙を選んだために、代わり映えしなくて残念だったと感じる人も多いようです。ほかにも、リフォームした部屋だけが新築のような輝きを出し、隣接する部屋やキッチンの色褪せ、汚れが気になることも考えられます。
また、意外と知られていないのが、施工時に発生するホコリで電化製品が故障するトラブルです。壁紙の張替えは想像以上に、多くのホコリを発生させます。施工が完了したあとも数日はホコリが舞うため、しばらくの間は、別室に避難しておきましょう。
壁紙リフォームにかかる費用には主に3種類があり、施工業者によって項目や計算方法は異なります。そのため、複数の業者から相見積もりを取り、細部まで比較して検討しましょう。また、見積もりの際には、実際のリフォーム箇所を見てもらうと安心です。リフォーム面先や壁紙の種類だけで見積もりを出すと、思わぬ追加費用が発生する可能性があります。後悔のないよう、気持ちよく壁紙リフォームを行いましょう。