福島の洗面台リフォームの費用相場とは
毎日顔を洗って歯を磨く洗面台は、15~20年がリフォーム時期だといわれています。そのころになると子育てが終わり、子どもが大きくなって独立しているケースも少なくありません。子どもの独立を機に、洗面台のリフォームをしてもよいでしょう。しかし、洗面台のリフォームにはどのくらいかかるのでしょうか。
洗面台のリフォームは平均いくらかかる?
洗面台をリフォームするといっても、洗面台のタイプや工事する箇所によって金額は変わります。そこで、洗面台のリフォームの平均価格や相場が知りたい方のために、金額別にできる洗面台のリフォームについて解説しましょう。
■10万円未満の洗面台リフォーム
シンプルな機能のユニット洗面台の交換・壁紙クロス・床材などのリフォームであれば、10万円未満でリフォームできます。ユニット洗面台を交換するだけであれば工事は数時間から1日程度で終わるため、長い工期も必要ありません。
■20~50万円の洗面台リフォーム
三面鏡と簡単な引き出しや戸棚がつきスッキリとした見た目のスタンダードタイプと合わせ、壁紙・床など周辺の内装も工事するのであれば20万円以上かかります。工期は1~4日程度で、リフォームする箇所が増えるごとに伸びます。多くの機能がついたハイグレードの洗面台に交換する際は、20~50万円ほどの費用が必要です。
■50万円以上の洗面台リフォーム
グレードの高い洗面台や素材を使用するのであれば、50万円以上かかることもあります。そのほかにも洗面台のバリアフリー化、移動・新設をした際も高額になります。
リフォームに最適なタイミングとは
冒頭でご紹介したように、洗面台のリフォーム時期は15~20年といわれているでしょう。ただし、次のようなことがあればリフォームに踏み切ってもよいかもしれません。とくに、部品が破損している場合はそのまま使い続けると皮膚に引っかかり肌に傷がついてしまう危険性もあります。破損した部分がサビてしまうことも考えられるため、破損したらすぐに修繕するかリフォームするとよいでしょう。
■蛇口が壊れた
破損の程度にもよりますが、蛇口が破損したら修理するか本体を交換しましょう。また経年劣化によって破損が生じたのであれば、洗面台自体が古くなっている可能性もあります。そのようなときは一新してしまってもよいでしょう。
■洗面ボウルのヒビ
物を落してしまったり、経年劣化により洗面ボウルにヒビが入ったり割れたりすれば交換のタイミングです。そのまま放置すれば水漏れによって下のキャビネット部分も使えなくなってしまうため、なるべく早く取り換えましょう。
■使用から15~20年が経過したとき
目に見えづらい内部の経年劣化が気になる場合は、15~20年のタイミングでリフォームをするとよいでしょう。ただし、交換作業に取りかかった際に壁紙にカビが生えているのを発見することもあります。また、湿気で床の下地が傷んでいる場合は工事が必要です。長期間使用した洗面台を交換する際は「長期間使ったからもしかしたら洗面台の交換以外にも費用がかかるかもしれない」と考えておいたほうがよいでしょう。
洗面台のリフォームを失敗しないために
洗面台は顔を洗ったり歯を磨いたりする場所です。洗面台の位置が高ければ使いにくかったり、低ければ腰が曲がって痛くなったりすることもあります。では洗面台のリフォームを失敗しないためには、具体的にどのようなことに気をつければよいのでしょうか。
■収納は充分にあるか
家族が多ければ多いほど、収納スペースは多く必要になります。洗面台には洗面ボウル下のキャビネットや三面鏡の内側、鏡の両隣が主な収納スペースとなりますが、どのくらい収納できそうか事前に確認しましょう。収納が充分にない場合は100円均一ショップなどで購入できる便利グッズを活用してもよいですが、やはり最初から収納スペースが充分にあったほうが使いやすいです。
■洗面台の幅・高さ
洗面台を置くスペースが限られている場合、小さめのものを設置すると壁との間にすき間ができてカビが生えてしまうことがあります。何かですき間を埋めることも可能ですが、ピッタリのものを探すのには苦労しそうです。そのため、洗面台の幅はなるべくスペースにピッタリのものを選ぶとよいでしょう。
また、高さも重要になります。洗面台をよく利用する人の高さに合わせて選ぶとよいでしょう。小さな子どもがいる場合は、キャビネット部分に踏み台が収納されている洗面台もおすすめです。成長度合いに合わせて調節できるため、大人も子どもも洗面台を快適に使えます。踏み台の部分が収納スペースになっていれば、収納にも困りません。
まとめ
洗面台のリフォームの費用相場とリフォームするタイミング、リフォーム時に注意すべき点について解説しました。現在使いっている洗面台に不満があれば、それを解消できるような洗面台を探してもよいでしょう。洗面台などの水回りは機能性が重視されやすい傾向があるため、デザインよりも使いやすさで選ぶと後悔が少ないかもしれません。